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その「大学受験に対応」、浪人生も入っていますか

比較表には、「対応学年」と「対応目的」がそれぞれ別の欄で並んでいます。 小学生・中学生・高校生・既卒生。中学受験・高校受験・大学受験。どちらにも印が付いていれば、まあ大丈夫でしょう。——と思うじゃないですか。

この2つを掛け合わせてみたんです。両方を公開している61で数え直したら、印が2つ付いていても、自分の子には当てはまらない組み合わせが出てきました。

この記事で分かること(61社を掛け合わせた結果)

  • 大学受験に対応と書いている46社のうち、既卒生も対象にしているのは23社
  • 小学生を対象にしている50社のうち、中学受験の記載があるのは31社。学年の印だけでは足りない
  • 逆は1件も無かった。目的を掲げているのに、その学年が対象外という社はいない
  • 対象学年は必ずひとつづきの帯。「小学生と高校生だけ」のような社は1社もない
この記事の目次
  1. 浪人生のところで、候補が半分になります
  2. 同じことが、下の学年でも起きています
  3. 対象学年は、必ずひとつづきの帯になっていました

浪人生のところで、候補が半分になります

まず、浪人生のところを見てください。

大学受験に対応」と書いている社46

そのうち、既卒生も対象にしている社23

46社が大学受験に対応と書いていて、そのうち既卒生も見ると書いているのは23社。残る23社は、対象学年に既卒生が入っていません。

浪人が決まったご家庭が「大学受験に対応」の印だけで候補を集めると、その半分くらいは、申し込む段になって外れるということですね。これは比較表を上から見ているだけでは分かりません。学年の欄と目的の欄が、離れたところに置かれているからです。

念のため書いておくと、この61社のうち既卒生を対象にしていると書いているのは24で、そのうち23社が大学受験にも対応と書いています。つまり既卒生を見る社は、ほぼそのまま大学受験の社でもある。狭いのは「学年」のほうです。

既卒生を対象にしていると書いている社の一覧は、こちらにまとめています。

同じことが、下の学年でも起きています

同じ掛け算を、他の学年でもやってみました。今度は学年のほうから数えます。どちらも母数は、両方を公開している61です。

学年 / その学年の受験学年が対象目的の記載もある
小学生中学受験5031
中学生高校受験5738
高校生大学受験5746

差の分は「対応していない社」ではありません。公式サイトに、その目的を掲げていないというだけです。 小学生を教えている社が中学受験も見ている、ということは十分ありえます。ただ、こちらから聞かないと分からない。

なので使い方としては、目的の印は「掲げている社を先に見る」ための道具と考えるのがちょうどいいです。印が付いている社は、そこを売りにしている。付いていない社は、聞けば分かる。

ちなみに逆は1件もありませんでした。「中学受験に対応」と掲げているのに小学生が対象に入っていない、というような社は61社を数えて0社です。2つの欄は食い違っていないということですね。足りないほうに落ちるだけです。

対象学年は、必ずひとつづきの帯になっていました

最後に、数えていて気づいたことを1つ。対象学年は、掲載63社すべてが公開しています。その63社の組み合わせを数えたら、7通りでした。

小学生・中学生・高校生32
小学生・中学生・高校生・既卒生16
中学生・高校生・既卒生7
小学生2
高校生・既卒生2
小学生・中学生2
中学生・高校生2

並べてみると、どれも小学生から既卒生までの並びのうえで、ひとつづきになっています。「小学生と高校生だけ」のように飛んでいる社は、63社を数えて1社もありませんでした。

当たり前に見えますか?でも、これが分かっていると探し方がひとつ減ります。対象学年の欄は、「どこからどこまでか」の上と下の線だけ見ればいいということですから。途中が抜けている心配は、しなくて大丈夫です。

掛け合わせに使ったのは、対象学年と対応目的の両方を公式サイトで公開している61です。残る2社は目的の記載を確かめられていないので、この記事の数からは外してあります。 各社のページには、出典URLと確認日を付けて載せています。