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キャッチコピーで探すと、候補を落とします

どのサービスも、トップページの真ん中に一言かかげていますよね。 「分かるから、楽しい。」とか「短期間でここまで伸びる」とか。あれを読み比べれば、うちに合う社が見つかりそうな気がします。

そう思って50社ぶん並べて、公式サイトに書いてある中身のほうと突き合わせてみたんです。そうしたら……あれ? コピーに出ていないことが、けっこうありました。

この記事で分かること(掲載63社のうち50社を数えた結果)

  • 不登校に対応していると公式が述べている社は23社。そのうちコピーに「不登校」と書いているのは3社だけ
  • 1回に1人だけ見る形の社は52社。コピーに「1対1」「マンツーマン」と書いているのは9社
  • コピーの長さは7字から65字まで。中央値は25字
  • つまりコピーは「できることの一覧」ではないので、これで候補を絞ると落ちる社がある
この記事の目次
  1. 不登校に対応している23社のうち、そう書いているのは3社
  2. 「1対1」も同じでした(掲げているのは9社)
  3. 長さが9.3倍違う
  4. 50社ぶん、そのまま並べます

不登校に対応している23社のうち、そう書いているのは3社

いちばん差が大きかったのが、ここです。不登校の生徒に対応していると公式サイトで述べている社が23あります。ところがコピーに「不登校」の3文字を入れているのは3

残りはどこへ行ったのか。コピーを公開している中だけでも、14社は 公式サイトに不登校対応の記載がありながら、コピーには出していません。

なぜ書かないのかは、各社の事情なので分かりません。でも、読者に起きることははっきりしています。「不登校」で検索して、コピーにその言葉がある社だけを見ていくと、 見つかるのは3社です。対応していると述べている社は、23社あるのに。

対応しているかどうかは、コピーではなく各社のページの「対応している目的」の欄で確かめてください。 そこは公式サイトの記載を、出典つきでそのまま載せています。

「1対1」も同じでした(掲げているのは9社)

同じことが「1対1」でも起きていました。1回の授業で講師が1人の生徒だけを見る形の社は52あります。掲載63社のほとんどですね。 それなのにコピーに「1対1」「マンツーマン」と書いているのは9でした。

コピーを公開している中で、1対1なのにコピーには書いていない社が33あります。ほとんどの社が1対1なんだから、売り文句にならない—— そう考えると腑に落ちますよね。ここは編集部の見立てですが。

逆に言うと、「マンツーマン」と大きく書いてある社が、 特別にきめ細かいという意味でもありません。書いていない社も、同じ形でやっています。

長さが9.3倍違う

最後に、長さの話をひとつ。 いちばん短いコピーは7、 いちばん長いコピーは65です。 中央値は25字でした。

65

ウィズスタディ

「塾に通えない子供を0にする」という目標のもと、月額5,980円〜受講できる料金の安さと医学部をはじめとした優秀な講師陣が特徴の塾

区切って数えると、15字以下が916〜29字が2530字以上が16。 この境目は編集部が決めたもので、業界の区分ではありません。

長いほうを読んでいくと、対象や条件をそのまま並べているものが目立ちます——というのが編集部の読み方です。 誰に向けたサービスかを、先に言い切ってしまう書き方ですね。探している条件がはっきりしている家庭には、長いコピーのほうが早いかもしれません。

よく出てくる言葉も数えてみました。その語を含むコピーが何社あるか、というだけの数字です。

  • 受験7
  • 東大5
  • 成績5
  • 合格4
  • 難関3
  • 3
  • プロ2

50社ぶん、そのまま並べます

短い順に全部です。原文のまま載せています(要約すると別のものになるので)。 読んでいくと、同じ「オンライン家庭教師」の棚に、ずいぶん違う自己紹介が並んでいるのが見えると思います。

コピーを確かめられていない社が、まだ13あります。掲げていないという意味ではありません。編集部がまだ見に行けていない、という意味です。