オンライン指導比較ナビ

選び方ガイド

「パソコンは要りますか?」に、各社はこう答えた

オンラインで受けるんだから、まあスマホかタブレットがあれば大丈夫でしょう。——と思っていたら、けっこう違いました。

掲載社のうち、必要な機材や通信環境を公式サイトに書いているのは39。 その39社の記載を並べて読むと、「ネット環境があればどこからでも」で終わっている社と、カメラを2台つないでヘッドセットをかぶる社が、 同じ「オンライン家庭教師」の棚に並んでいるんです。

この記事で分かること(掲載63社を数えた結果)

  • 必要な機材を公開しているのは39社。中身は「ネット環境だけ」から「カメラ2台+ヘッドセット」まで幅がある
  • 手元を写すためにカメラを2台使うと書いている社が5社ある
  • 足りない機材を貸してくれる・送ってくれると書いている社が8社。買う前に聞く価値がある
  • 機材と通信環境は利用者が用意するもの、と明記している社が4社
この記事の目次
  1. 「ネット環境だけ」と「カメラ2台」が、同じ棚に並んでいる
  2. 足りない機材は、貸してくれる社がある
  3. 使うツールは、Zoomばかりではない
  4. 「機材と通信環境は、ご家庭で」と書いてある社がある

「ネット環境だけ」と「カメラ2台」が、同じ棚に並んでいる

軽いほうの端から見てみます。「ネット環境があればどこからでも受講できる」「インターネットにつながる端末があればよい(アプリのインストールは不要)」。 このあたりは、いま家にあるもので始められますよね。

ところが反対の端に、カメラを2台使う社が5あります。 なんで2台?と思いますよね。1台は顔、もう1台は手元です。 ノートや問題集に書いている手を、先生に見せるためのカメラなんですね。

これ、良し悪しの話ではありません。手元が見えれば、間違えた場所をその場で指してもらえます。 かわりに、用意するものが増えるというだけのこと。どちらが向いているかは、お子さんと家の事情で決まります。

足りない機材は、貸してくれる社がある

ここ、いちばんお伝えしたいところです。機材を貸す・送ると書いている社が8社ありました。Webカメラ、ヘッドセット、手元カメラ、端末そのものを貸す社まであります。

つまり「カメラが要るなら諦めよう」と決める前に、一度聞いたほうがいいということ。 無料で貸すと書いている社もあれば、レンタルと書いている社もあります。有料か無料かは、上の記載のとおりに分かれます。

使うツールは、Zoomばかりではない

授業に何を使うかを公開しているのは37。多い順に並べるとこうなります。

  • Zoom22
  • Google Meet9
  • LINE3
  • Skype3
  • 独自システム3
  • チャット2
  • ビデオ通話2

このほかに、1社だけが挙げているものが11種類あります (自社で開発した指導システム、学習記録の共有アプリなど)。各社のページに書いています。

目を引くのは、自社で作ったシステムを使う社があることです。 「Zoomなどのアプリは使用しない」「アプリのインストールは不要」と書いている社があります。ブラウザだけで始められるのは、機械が苦手な家庭にはありがたいですよね。

残りのうち5は、公式サイトを確認したけれど、使うツールの記載が見当たらなかった社です。 そして21は、当サイトがまだ確かめられていません。この2つは別のことなので、分けています。

「機材と通信環境は、ご家庭で」と書いてある社がある

4社は、機材や通信環境を用意するのは利用者の側だと、はっきり書いています。当たり前でしょ、と思うかもしれません。 ただこれは規約に書かれる種類の文で、 回線が切れて授業ができなかったときに、どちら側の話になるかに関わってきます。

  • ステラオンライン家庭教師

    10インチ以上のタブレットまたはPCを推奨。通信環境は保護者が用意する。通信不良時は音声のみに切り替える。

  • トライのオンライン個別指導塾

    パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末とインターネット環境は利用者が用意する。

  • 東大先生

    オンライン授業の受講に必要なインターネット通信機器と通信環境は利用者の負担。

  • 東大毎日塾

    リアルタイム指導に必要な機材(スマートフォン・パソコン・タブレットなど)は契約者が用意し、管理する。通信環境がサービスの利用に支障がないことを契約者側で確認することも求められている。

書いていない社が、機材を用意してくれるという意味ではありません。ふつうは同じでしょう。書いてあるかどうかの違いです。

必要な機材を確かめられていない社が、まだ23あります。公開していないのではなく、編集部がまだ見に行けていないという意味です。 気になる社が入っていたら、無料体験の申し込みのときに聞くのがいちばん早いです。体験は、その家の回線とその機材で受けることになります。そこで足りたかどうかが、そのまま毎週の条件になります。