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オンライン家庭教師の料金相場── 1分あたりに直して数えました

「オンライン家庭教師の相場っていくらなの?」── いちばん知りたいところですよね。 ところが月額を並べただけでは、この問いに答えられないんです。

理由はかんたんで、1回の授業時間も、月の回数も、社によってバラバラだから。 そこで掲載しているプランを全部1分あたりいくらかに直して、 学年ごとに数え直しました。

この記事で分かること(1分あたりに直せた21社ぶんを数えた結果)

  • 学年が上がるほど高くなる。60分あたりの中央値で 小学生4,950円・中学生5,940円・高校生6,325円
  • 同じ相場でも、完全1対1だけで数えると11.1〜13.9%上がる。「相場は◯◯円」は、何を揃えて数えたかで動く
  • 1分あたりに直せるのは、掲載63社のうち21社だけ。1回の分数と月の回数を公開している社が限られるため
この記事の目次
  1. 月額をそのまま比べると、なぜ答えが出ないのか
  2. 学年別の相場(60分あたりの中央値)
  3. 「相場」は、何を揃えて数えたかで動きます
  4. この数字の限界

月額をそのまま比べると、なぜ答えが出ないのか

たとえば、こんな2つのプランがあったとします。 月額だけを見ると、Bのほうが2倍以上高いですよね。

プランA

1回45分 × 月4回 = 月12,000円

1分あたり 66.7円

プランB

1回90分 × 月8回 = 月30,000円

1分あたり 41.7円

月額で比べると

A12,000円
B30,000円

1分あたりに直すと

A66.7円
B41.7円
※ 実在の社のプランではなく、説明用の例です。

あれ? 1分あたりに直すと、逆転しました。Bのほうが1.6倍たくさん教わって、しかも時間あたりでは安いんです。

これが「月額では相場が出ない」ということ。 そこでこのページでは、月額 ÷ 月の回数 ÷ 1回の分数まで下ろした金額で数えています。

学年別の相場(60分あたりの中央値)

読みやすいように、1分あたりの中央値を60分ぶんに換算して並べます。 「1コマ60分だとこれくらい」という目安として見てください。

この表の金額
授業料だけです。入会金・管理費・教材費は入っていません。 それらを足した初年度の総額は 料金表の読み方 で数えています。
全形式
換算できた21182プランすべてです(完全1対1の18社も含みます)。内訳は、1コマ最大2人が2、人数を確認できていない社が1
完全1対1
1コマの生徒が1人と確認できた18社だけで数え直したものです。
学年全形式完全1対1だけ数えた社数
小学生4,950円5,638円+13.9%1888プラン
中学生5,940円6,600円+11.1%2085プラン
高校生6,325円7,150円+13.0%1877プラン

既卒生は、 1分あたりに直せる社が少なすぎたので出していません。 数社の中央値を「相場」と呼ぶことはできないためです。

なお、幅はかなり広いです。全学年をまとめると、 安いほうの4分の1が1分61以下、 高いほうの4分の1が1分122以上。同じ「オンライン家庭教師」でも、時間あたりの値段は倍以上ちがうということなんです。

「相場」は、何を揃えて数えたかで動きます

上の表をもう一度見てください。「完全1対1だけ」の列のほうが、どの学年でも高いんです。

全形式で数えた中央値(60分あたり)完全1対1だけにすると上がるぶん

  • 小学生4,950円 5,638円+13.9%
  • 中学生5,940円 6,600円+11.1%
  • 高校生6,325円 7,150円+13.0%

理由ははっきりしていて、先生1人に生徒2人という形の社が、 料金を抑えられるぶん安いほうに入っているからです。 混ぜて数えれば相場は下がり、1対1だけで数えれば上がる。それだけのことなんです。

ここで言いたいのはどちらが正しいかではありません。「相場は◯◯円」という数字を見たら、それが何を揃えて数えたものかを確かめてほしい、 ということです。同じデータから、1割ちがう答えが2つ出るんですから。

この数字の限界

最後に、この相場がどこまで信用できるものかを書いておきます。

  • 数えられたのは、掲載63社のうち21社です。
    1分あたりに直すには「1回の分数」「月の回数」「月額」の3つが揃っている必要があります。 料金表の作り方は社によって違うので、揃わない社は数に入れていません。
  • 税込と確認できた社だけで数えています(掲載63社のうち48社)。
    税別の社や、税の表示を確認できていない社は入れていません。 当サイトのほうで税込に換算して揃えることはしません。 公表されていない金額を、こちらが作ることになるからです。
  • 中央値です。平均ではありません。
    とても高いプランが少数あると、平均は上に引っ張られます。 真ん中の値のほうが「よくある金額」に近いので、そちらを出しています。
  • 教材費・入会金・管理費は入っていません。
    ここで数えているのは授業そのものの金額だけです。 月額の外側に乗る費用は社ごとに違うので、別の記事で1年ぶんの総額を計算しています。